職場の課題を解決する産業医の育成に賛同。「産業医アドバンスト研修会」の賛助会員として支援開始

産業医を軸に企業の健康経営を支援する「産業保健サポート(https://sangyohokensupport.jp/)」を提供する株式会社エムステージ(東京都品川区、代表取締役社長:杉田雄二、以下エムステージ)は、9月1日に開講する一般社団法人産業医アドバンスト研修会の賛助会員となりました。
※詳細はこちら:https://sangyoui-navi.jp/adobaken/LP

■産業医アドバンスト研修会とは

産業医資格を持つ意欲ある医師を対象に、産業医実務に役立つ実践的な知識や技能情報をeラーニング中心に提供する研修サイトです。会員はサイト上で、地域ごと、テーマごと、出身大学ごとなど、オンラインコミュニティを自由につくることができます。またサイトでは、産業医求人や講演依頼などの情報が提供されます。実務に役立つ教材と情報で、職場の産業保健課題を独力で解決できる産業医を育成することを目的としています。
<公式サイト>https://johta.jp/

■設立の背景

①産業医に対する期待の変化

少子高齢社会を背景に、日本経済は「成長型」経済から「成熟型」経済へと変容しており、就業人口も第三次産業に大きくシフトしています。労働者を取り巻く環境と労働態様も大きく変化するなかで、人を経営資源ととらえる健康経営も広がってきました。労働災害を防ぐとともに、人材管理の面から経営を支える専門家としての産業医が期待されています。

②産業医の資格制度の課題

産業医の資格を持つ医師は約10万人ですが、実働のある産業医はその内の約3万人です(厚生労働省「現行の産業医制度の概要等」)。産業医として活動している医師が少ない理由の一つに、実務を学ぶ機会がないことが挙げられます。産業医の資格制度は基礎的な労働衛生及び産業医学の修学が目的であり、より実践的な技能の習得については各医師の裁量に任されています。産業医資格をもつ医師の中には、技能向上の機会に恵まれず苦慮している事例も少なくありません。

■産業医アドバンスト研修会におけるエムステージの役割

エムステージではこれまで、産業医と人事労務担当者の双方へセミナーを実施し、産業保健のベースアップに貢献してきました。また、企業と産業医のマッチング後も産業保健活動を意味のあるものとするため、各社にコーディネーターがつき、産業医の初回訪問同行から衛生委員会の立ち上げや職場巡視、年間プランの作成などをサポートしています。

この度は、独力で企業の問題解決ができる産業医を育成するという産業医アドバンスト研修会の設立目的に賛同し、賛助会員として支援することを決定しました。また、今後は産業医アドバンスト研修会の会員産業医に対し、求人情報や講演依頼を展開することで、産業医の活躍の場を提供します。

■産業医アドバンスト研修会 理事長 浜口伝博氏のコメント

法令に記された産業医業務だけを行う「職務提供型産業医」の時代はもう終わり、これからは企業の産業保健課題に積極的に取り組む専門家としての産業医、つまり「問題解決型産業医」が求められるようになります。ただ、産業医がそのスキルを獲得するためには、規定の教育プログラムで学んだことに加えて、実践的なノウハウや経験値が必要です。産業医アドバンスト研修会は、その教育機能を担うべく設立されました。産業医アドバンスト研修会は産業医科大学と協力関係のもと運営されています。また、すべてのコンテンツは熟練した産業医たちで制作されていますので、ぜひ信頼してご参加いただきたく思います。

■「産業保健サポート」について

サービスサイトURL:https://sangyohokensupport.jp/

エムステージでは意義ある産業保健のために、企業への課題のヒアリングを徹底して各企業の状況にマッチした産業医をご紹介しています。また、ご紹介で終わりではなく、実働させるためにエムステージのコーディネーターが運用をサポート。産業医に何をお願いすればよいかわからないという企業担当者の悩みを解決します。

嘱託産業医の業務管理システム「M Connect」では、企業担当者・産業医・コーディネーター間で産業保健の業務管理を行うことができます。産業医の訪問日程・業務内容の共有や報告書の授受、健診結果の管理、二次健診者の進捗管理、機密情報をアクセス者限定で保管するといった機能があります。

ただ企業へ産業医を紹介して終わりではなく、継続して意味ある産業保健活動ができるよう、オンライン・オフライン双方でサポートしています。

<アドバンスト研修会入会に関するお問い合わせ>
株式会社エムステージ 産業保健事業部
TEL:03-6697-1660/FAX:03-5437-2951
URL:https://sangyoui-navi.jp/adobaken/LP

<取材に関するお問い合わせ>
株式会社エムステージ  広報:関矢 瑞季(せきや みずき)
TEL:03-5437-2950/FAX:03-5437-2951
MAIL:m.sekiya@mstage-corp.jp